ブログ運営者が増え、競争も激しくなっています。そのため、記事を上位表示させてアドセンス収入を得るには、正しい方法とコツが重要です。
というわけで今回は、以下のポイントについて解説します。
- Google Adsense(グーグルアドセンス)で稼げない理由
- アドセンスで稼ぐための方法とコツ
稼げない原因と対策を知ることで、初心者でも効率的にアドセンスで稼ぐ方法が身につくはずです!
アドセンスブログで稼げない理由や原因
アドセンス広告をブログに設置してもなかなか収益が得られないって、精神的にもつらいですよね。
Googleアドセンスで収益が上がっていない原因として次の要因が考えられます。
- ブログへ十分なアクセス数(PV)が入っていない
- アドセンスで稼げないジャンルを狙っている
- 自分中心の記事を書いている
- すぐに結果がでると勘違いしている
逆を言うと、これらの原因をひとつひとつクリアしていけば、安定した収入につながっていくということです。
ではこれらの原因をひとつずつ解明していきます!今のあなたの実績や行動を照らし合わせながら読み進めてください。
理由1. ブログサイトにアクセス(PV)が入っていない
まず、アクセスが少ない主な理由は、あなたのブログ記事が検索エンジンで上位に表示されていないからです。
アドセンスの広告収入は主にインプレッション(表示回数)に基づいています。つまり、あなたの記事が多くの人に見られるほど、収益も増えるわけです。
下の表を見てみてください。
ブログ記事が検索1ページ目に表示できた場合の、具体的なクリック率のデータです。
出典:seoClarity
検索結果の1位のクリック率は約14%にもなりますが、10位では約3%まで下がります。その差は約5倍!
単にクリックされることだけでなく、表示されるだけで収益が発生するアドセンスにとって、どれだけ上位に表示されるかが収益に大きく影響するかがわかりますよね。
理由2.アドセンスで稼げないジャンルを狙っている
アドセンスで稼ぐためには、選ぶジャンルも大切なポイント。
稼げないジャンルとは、つまり検索ボリュームが少ないジャンルです。検索ボリュームが少ないということは、そもそも人々がそのジャンルについてあまり検索をしていないということです。
例えば、こんなイメージです。
霜降り明星のせいやさんはテレビでよく見かけるので、彼についての情報を求める人も多く、検索ボリュームも大きいです。
一方、知名度が低い芸人さんは、それほど多くの検索がなされていません。これは、需要が少ないということを意味します。
このようにブログで収益を上げたい場合は、多くの人が興味を持っているジャンルを狙うことが重要です。
理由3.すぐに結果が出ると勘違いしている
ブログ実践者の多くが稼げない原因、それはすぐに結果が出ると勘違いしているということ。多くの初心者がこの点を見落とし、早期に成果が見えないと諦めてしまうことが多いです。
最初は成果が見えにくく、上位にランクされなかったり、期待したほどアクセスが得られなかったりするので、やる気を失ってしまうんですよね。(僕も経験してるのでよくわかります。)
これが、ブログを途中で辞めてしまう一番の原因となる「負のスパイラル」です。
どんなに才能がある人でも、ブログアフィリエイトで大きく稼ぐまでには最低でも3~4か月はかかります。
ですので、ブログアフィリエイトを始めたての人は、まずは長期的に続けられるための心構えと正しい方法で学んで実践していくことが大切です。
理由4.SEOや読者を無視した自分本位の記事内容を書いている
ブログを書くとき、自分が伝えたいことばかり書いていませんか?
もしあなたのブログが自分の日記のようになっているなら、要注意です!
ブログで成功するためには、ただ自分が書きたいことを書くだけでは不十分です。ブログ記事を書く時は次のことを心がけましょう。
- SEOの基本を学ぶ = 検索エンジンがあなたの記事を見つけやすくなる
- ユーザー目線の記事を書く = 読者が本当に求めている情報を提供する
例えば、「福岡市 ラーメン 人気」というキーワードで記事を書くなら、そのキーワードに関連する正確で有益な情報を書く必要があります。
同じ九州だからといって、あなたのお気に入りの鹿児島市のラーメンについて書いてしまうのはNGということです。
これだと、Googleも鹿児島市のラーメンについて書いてある記事を価値あるものとは判断しないでしょう。
アドセンスで稼ぐための4つ方法とコツ
Googleアドセンスでは、ブログ記事やページに広告が表示されると報酬が発生します(インプレッション型報酬がメイン)。
なので、ブログのアクセス数を増やすことが、収益を上げるためにとても重要です。
アクセス数を増やすためには、以下の方法が効果的です。
- 稼げるジャンルを狙う
- 広告の配置場所・数を検討
- ニーズに応える記事を書く
- SEOを学ぶ
対策1. 稼げるジャンルを狙う
稼げるジャンル、つまり、広告単価の高いジャンルを選びましょう。
- 転職・仕事系
- 金融・投資系
- 恋愛・結婚・冠婚葬祭系
- 保険系
- 教育系
- 法律系
- ダイエット系
- 健康・美容系
当然ですがサービス(商品)の値段が高いものほど広告主は高い広告料を払ってプロモーションをします。つまり、アドセンスの広告単価も高くなるということです。
また、一回の支払いは安くても継続的にお金を払い続けるサービス(保険など)もアドセンスのクリック単価が高くなる傾向があります。
初心者には向かないアドセンスブログジャンル【注意】
とはいえ、今紹介したジャンルで、ブログ初心者が避けるべきものがあります。
それは「YMYL」といって、Googleが定めた「検索品質評価ガイドライン」の項目の一つ。
YMYLは、人々の健康、経済的安定、安全、社会の福祉や幸福に重大な影響を与える可能性のあるトピックのことを指します。
例えば下のジャンルが対象です。
- 医療(治療法、薬、病院)
- 金融(投資、税金、家の購入など資産運用に関する)
- 社会(人種、宗教)
- 政治(選挙、法律)
- 新しい科学技術
- その他(養子縁組、車の安全性)
これらのジャンルに関して専門知識がなければ、ブログ初心者は避けた方がよいでしょう。
YMYLのトピックで、誤った情報や信頼できな情報が含まれていると、読者の日常生活や人生そのものに大きな影響を与える可能性があります。
そのため、GoogleはYMYLジャンル記事の評価基準を厳しく設定しています。
つまり広告単価が高くても、専門分野の正しい知識とコンテンツの質が伴っていなければ、「記事は評価されない=稼げない」ということになるわけです。
逆をいえば、YMYLのジャンルにおいて専門知識がある、権威性を示せるなら狙っていいと思いますよ。
ただし、内容を正しくわかりやすく伝えるためのライティングスキルも重要なので、まずはトレンドブログから始めて、ブログスキルを上げていくのがおすすめです。
くわしくは、アドセンスポリシーに関してをご確認ください。
稼げないジャンルは?
広告が表示されるだけで報酬が発生する、インプレッション型報酬が主流の現在、アクセス数が多いブログやサイトほど収益が上がる傾向にあります。
しかし、すべてのジャンルが同じように収益を上げるわけではありません。
稼げないジャンルの特徴として、
- 検索ボリュームが少ないジャンル
- ITリテラシーが高いユーザーが多いジャンル
などは収益が低くなる傾向にあります。
検索ボリュームが少ないジャンル
あまり一般的でない&ニッチすぎるトピックや特定の専門分野は、検索される頻度が低く、自然とアクセス数も少ないです。
ITリテラシーが高いユーザーが多いジャンル
IT・プログラミング・ゲームなどのジャンルでは、ユーザーが広告をクリックする確率が低くなる傾向にあります。(本人が広告クリックの仕組みを知っているので、他の人の広告をクリックしようとしない)
これらのジャンルのユーザーが広告をブロックしていたり、広告をクリックすることが極端に少ないので、収益の増加が期待しにくいと考えられます。
初心者におすすめのブログジャンル
ブログ初心者で、なにか専門知識や得意分野がない場合は、まずはこのあたりから始めるのがいいでしょう。
例えば、健康、フィットネスなど日常生活の改善に役立つこと、園芸やガーデニング、料理やレシピ、家庭と子育て、趣味とクラフトなどの分野が考えられます。
ジャンルの検索ボリュームをチェックしよう
ジャンルとキーワードを探す際は、検索ボリュームが大きく、稼げるジャンルを狙いましょう。
趣味や得意なことをテーマにするのは良いスタートですが、それが必ずしも稼げるわけではないことを覚えておきましょう。
ブログのテーマを決める際は、狙っているキーワードがどのくらい検索されているのか(検索ボリューム)を事前に調べておくことがポイントです。
ジャンルやキーワードの検索ボリュームを調べることができるおすすめのツールは、
制限はありますが無料で利用できます!
自分のブログでどのキーワードを狙うかをしっかりと計画し、効果的なSEO対策を行うことが成功への鍵となります。
対策2. 広告の配置場所・本数を考える
まず、広告をどこに配置するかを考えましょう。
特に注意したいのは、スマホでサイトを見ている人が増えているという点。
例えば、スマホでは、サイドバー広告は記事の最後に表示されることが多いので、読者がそこまでスクロールしないと見てくれません。
そのような場合は、記事中に自然に配置するなど工夫が必要です。自動で広告配置できるプラグインAdvancedAdsを使うのがおすすめです。
ただし、ブログ・サイトによってはPCからのアクセスが多い場合もありますので、まずはGoogleアナリティクスでアクセスが多いデバイスを確認しましょう。
また、広告の数量も重要です。
広告を多くしても、それが読者にとって迷惑になる場合があります。記事が読みにくくなり、訪問者が早く離脱してしまうことも。
滞在時間が短くなればブログ・サイトの評価を下げる原因にもなります。
あなたが他のブログを読むときに、どのくらいの広告なら不快に感じないかを基準にしましょう。
対策3. 良質な記事を書く
読者が求めている情報を提供することが大切です。読者が何を知りたいのか、どんな悩みを解決したいのかを考え、それに答える記事を書くことを心がけましょう。
ただし、他のブログと同じ内容では埋もれてしまいます。
あなたの独自の視点や経験談を加えることで記事に価値をもたせることができます。また、引用やデータは信頼できる情報源から取り入れて、明確に提示しましょう。
これにより、Googleの評価が上がり、検索結果で上位に表示されやすくなります。
対策4. SEOを学ぶ
アクセスを増やすならSEO(検索エンジン最適化)は非常に重要です。
検索キーワードを選定しよう
まず、最も大切なことは「検索キーワードを選定する」ことです。検索キーワードとは、人々が検索エンジンで情報を探す際に入力する単語やフレーズのこと。
これを選ぶことで、ターゲットとする読者層が何を求めているのかを理解できます。
検索意図にマッチする記事を書く
キーワードを選定したら、次にそのキーワードに対する「検索意図」を考えます。
例えば、「SEOとは?」と検索する人は、SEOの基本的な情報を知りたいと思っていますよね。
このキーワードに関連しない内容、例えばラーメンについて書いても、検索者のニーズには応えられませんし、検索エンジンによって価値のないコンテンツとみなされます。
アドセンスブログで稼ぐためには「ブログの教科書」をチェック
アドセンスで稼げない方は、実は間違った知識や古いノウハウで実践している場合が多いです。
この記事を読んで、アドセンス広告での具体的なマネタイズ方法をもっと知りたい!と思ったら、現役で活躍しているブログの専門家に聞いてみるのがおすすめです。
とは言っても、いきなりコンサルを受けるというのはハードルが高いですよね。
まずは僕が監修した「ブログの教科書」を無料で手に入れて、Googleアドセンスの基礎から学んでみませんか?
長期的にアドセンス広告で稼ぐために必要なノウハウや具体的な手順までをすべてカバーし、動画でひとつひとつ丁寧に解説しています。
さらに、僕のメルマガやLINEに登録すると、人数限定ですがブログを無料添削してアドバイスさせていただいているので、あなたのブログの問題点を一緒に探すこともできます。
アドセンスで収益を上げるコツを知りたい!!と思う方はまず僕のブログの教科書を手に取ってみてくださいね!
メールアドレス(gmail推奨)を入力後、「ブログの教科書」を5秒後に受け取れます。