- ブログ記事を書く際に意識すべきこと
- ブログ記事の構成
- ブログ記事の書き方の手順とコツ
を、テンプレート付きの図解で詳しく解説します!
ブログ初心者が記事作成で意識するべきこと
まずは、ブログを書くにあたり次の3つを意識してください。
- 読者の目線で書く
- ブログ記事は読まれないと思っておく
- 情報をまとめて分かりやすく提示する
ひとつずつ解説します!
読者の目線で書く
ブログアフィリエイト記事は、読者の悩みや不安を解決することが目的です。
ブログ初心者にありがちなのが、自分の書きたいことを書いてしまうということ。
例えば「長岡の花火大会で利用できるホテル」についての記事なのに、「この形の花火がきれいだった」「この土手から観覧した」など自分の思い出をつらつらと語ってしまう…こんな具合です。
読者はこの記事で何を知りたいのかという視点で、必要な情報を書いていきましょう。
ブログ記事は読まれないと思っておく
ちょっと厳しめですが、ブログ記事は最初から最後まで読まれることはない、と思ってください。
実はあなたもそうだったりしませんか?
まずは記事の目次で欲しい情報があるか判断したり、ページをサーッとスクロールしながら確認しますよね。
記事を読んでもらうためには、読みやすい記事の工夫が必要です。
例えば、見出しに検索意図に合ったキーワード入れたり、文字を装飾したり、内容や見出しに合った画像を入れたりするのが有効です。
情報をまとめて分かりやすく提示する
ブログ記事は次の順番で取り組んでいくと良いでしょう。
- 情報をまとめて、読みやすく分かりやすく提示する
- ご自身の体験談や感想、意見を盛り込む
まずは、上位サイトで提示されている情報や書籍・雑誌・テレビ・アプリから収集し、文章にまとめます。
その後、ご自分の体験や意見を入れることで独自性が出て、Googleから評価されやすい記事になります。
ブログ初心者が記事を書く前にやること
「では、早速ブログ記事を書き始めよう!」といきたいところですが、その前にやるべきことがあります。
それは…
- キーワードを決める
- ライバルチェックをする
- どんな人が何を知りたいのかを決める
- 記事の構成を把握する
読まれるブログ記事になるかどうかは、この書く前の段階で8割決まると言っても過言じゃありません。
つまり、記事執筆にとりかかる前のこのパートが最重要なんです。
キーワードを決める
キーワード選定には次の視点が必要です。
- 実際に検索されるキーワード or 過去に検索されたキーワードである
- これから検索数が伸びるか
- どのくらい検索需要があるか
- 複合キーワードを選ぶ
- ライバル不在のキーワードである
- キーワードの検索意図を把握する
キーワードの選定には、「Yahoo!」 や「Google」などが利用できます。
「実際に検索されるキーワード」とは、これらの検索サイトで表示されるキーワードのことです。
例えば、メインキーワードを入力したときに下記のように表示されます。
これらのキーワードから、ライバルが少ない3語か4語のキーワード(複合キーワード)を選びます。
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ライバルチェックをする
次に、選んだキーワードでウェブ検索をかけます。(GoogleとYahoo!推奨)
そして検索結果に表示された上位10サイトを全て開いて内容をチェックします。
上位サイトには、選定したキーワードで検索した人の「悩みを解決する方法」や「不安の解消につながる情報」が書かれているはずです。
各サイトの内容を確認しながら、書くべきことを把握していきます。
どんな人が何を知りたいのかを決める
キーワードが決まったら、ターゲットを明確にしましょう。
ターゲットの人物像が頭にあることで、内容がブレていないブログ記事が書けます。
例えばダイエットの記事を書く時、下のAとBのどちらがターゲットの人物像と悩みを明確にイメージしやすいですか?
B:一人暮らしで看護師をしている23歳女性。生活が不規則で食事管理しづらいのが悩み
記事の構成を把握する
記事の構成には型があります。
構成が整っていないと読者に与えるストレスが大きくなり、記事の途中で読むのを止める(離脱)原因にもつながります。
下の構成を参考にしてみてください。
H1~H4(場合によってH5あたりまで)で見出しを使い分けながら本文を書いていきます。
検索意図への答えを階層に分けて提示していくため、読みやすい記事になります。
このようにブログ記事の構成を把握して書くことで、読者にとってストレスの少ない読みやすい記事を書きやすくなります。
ブログ記事本文の書き方のポイント
ブログを記事を書いている過程で意識しておくべきポイントです。
- タイトル・見出し・冒頭文に必ずキーワードを入れる
- 分かりやすい・見やすい文章を意識する
- 記事構成に沿って書く
- PREP(プレップ)法を取り入れる
詳しく解説します!
タイトル・見出し・冒頭文にキーワードを入れる
まずは、タイトルや見出しには必ずキーワードを入れましょう。
なぜなら、タイトルや見出しにキーワードが明確に表示されていないと何について書いてある記事が分かりづらく、読者にとって読みにくい不親切な記事だとGoogleに評価されてしまうからです。
分かりやすい・見やすい文章を意識する
分かりやすく、見やすい文章にする工夫をしていきましょう。
読者に、考えながら読むという作業をさせないためです。
そのために次のような工夫がオススメです。
- 専門用語は使わないで簡単な言葉に置き換える(専門用語を含むときは解説を用意する)
- 読みやすさの最適値で書く(ひらがな 7割・漢字2割・カタカナ1割が目安)
- 改行を利用する(一文を長くし過ぎない ※スマホで見て5行以上は要注意)
基本的に、読者は考えたくないし詳しく読みたくもない、究極のめんどくさがり屋です。
その視点をもって、読者にストレスを与えないような、パット見で内容がすっと入ってくる文章・ページを作りましょう。
装飾を適度に入れる
記事内で装飾をしていくことも読みやすさに繋がります。
例えば、
- 画像
- 文字(赤、色付きマーカー、太字)
- リスト(数字付き・なし)
などを使いましょう。
画像は内容や見出しに関連するようなものがあるといいですね。
PREP(プレップ)法を取り入れる
ブログ記事には、ぜひPREP法を取り入れましょう。
PREP(プレップ)法は文章構成方法のひとつです。早い段階で記事内容を理解してもらえるため、読者にとって読みやすく理解しやすい記事をつくることができます。
- Point(結論・要点): 最初に結論を伝える [ ◯◯だ ]
- Reason (理由): その理由を解説する [なぜなら〜]
- Example(事例・具体例): 例を挙げて理解を深める [例えば〜]
- Point(要点・結論の復唱): もう一度要点を振り返る [だから◯◯だ]
実際にこのルールを適用した例をご覧ください。
- 私は稼ぎたいです。(Point:要点)
- なぜなら家族を幸せにしたいからです。(Reason:理由)
- 例えば、お金があることで選択肢や可能性が広がります。(Example:例)
- だから私は稼ぎたいのです。(Point:要点の振り返り)
どうですか?
結論が先にくるので意図が明確で、読み手にも負担がかかりにくいですよね。
PREP法はそれぞれの見出しの中で展開していきます。
このようにPREP法をうまく取り入れた伝わりやすい記事を目指しましょう。
ブログ記事を書く手順とコツ
では、ブログ記事を書いていきましょう!
- キーワード選定
- 情報収集
- タイトル設定
- 見出し作成
- 文章作成
- 確認・投稿
手順1. キーワード選定
まずはキーワード選定です。
穴場のキーワード選定方法は下の動画で解説しています。ぜひ参考にしてください。
手順2. 情報収集
キーワードが決まったら情報収集に入ります。
キーワードをウェブ検索にかけて、まずは
- 検索結果の上位10サイト以上
を必ずチェックします。
「上位サイトとして検索結果に表示されている」ということは、「求められている(書くべき)内容がおさえられている記事」だとGoogleが評価しているということです。
ですので、「どんな記事が求められているのか、何を書くべきなのか」という視点で上位サイトをくまなく確認しましょう。
そして、その中からキーワードの検索意図に合った情報をあなたの記事にも取り入れていきます。(※文章をそのままコピペは厳禁です)
そのほか書籍・雑誌・テレビ・アプリなどからの情報も取り入れていくと、他の記事との差もつきやすくなりますよ。
手順3. タイトル設定
記事のタイトルを決めます。
次のようなポイントをおさえてタイトルを設定しましょう。
- 記事内容をわかりやすく、具体的に伝える
- キーワードを入れる
- 文字数を意識する
- キーワードはできるだけ左詰めで
- キャッチーな文章を意識する
初心者でもできるブログタイトルのつけ方は、ブログ記事のタイトルをつけるコツや書き方の具体例の記事で詳しく解説しています!参考にしてみてください。
手順4. 見出し作成
次に見出しを設定します。
- WordPressに直接書く
- マインドマップ
- スプレッドシート
手順5. 文章作成
見出しを設定したところで、本文を書いていきましょう!
下の3つパートで展開します。
- 冒頭文
- 本文
- まとめ
冒頭文
冒頭文は、読者の抱えた悩みや状況に共感し、記事の内容を要約するパートです。
次のポイントを意識して書きましょう。
- キーワードを入れる
- 読者の悩みに共感する
- 150~200文字でOK
狙っているキーワードは自然な形で取り入れて文章を書きます。
「あ、この記事は私の悩みを分かってくれてるな。そうそう!これが知りたいんだよ!」と思ってもらえる文章で本文につなげましょう。
本文
本文は次の2つに分けて展開しましょう。
- 原因の追求と根拠
- 原因や不安の解決策
原因の追求と根拠
こちらのパートでは、以下の流れで書くと読みやすくなります。
- 検索したキーワードをなぜ知りたいのか
- このままだとどうなってしまうのか
- 根拠のある理由をつけた原因
まずは、検索したキーワードの答えを知りたくなった理由を明確にしていきましょう。
その中で「このままだとどうなってしまうのか」という部分を提示すると文章が読まれやすくなります。
次に、根拠のある理由をつけて原因を明示します。ここで正確なデータなどがあればより信憑性が増していきます。
↓
加齢によって代謝が落ちるため、このままでは痩せにくくなるばかりかどんどん太っていく
↓
その他、お腹に脂肪がつきやすい原因を提示していく
解決策の提示
検索キーワードに対する答えを提示していきます。
ここでも正確なデータや根拠を元に文書を作成してみてください。
とはいえ、悩みに対する解決法はどのサイトもあまり大差はありません。「どこで差をつけるか」を考えてみるとよいでしょう。
・時系列での変化の様子やお腹の画像を掲載し、推移を提示していく
まとめ
最後は、まとめで締めます。
これまで解説したことを実践することで得られる未来を提示して結論付けていきます。
ここでもう一度、「注意すべき点」「このまま何もしないとどうなってしまうのか」という部分に軽く触れながら読者の後押しをしてあげたり、あなたなりの見解を述べると良いでしょう。
文字数の目安
文字数は下のような内訳で書くのがおすすめです。
これを目安にすると合計2,000文字程になります。まずはこれでOKです。
H2以下の本文が長くなりそうな場合は、上のようにH3やH4のを利用して見出しを小分けにしましょう。
手順6. 確認・投稿
投稿する前に、次のポイントも必ず対応しましょう。
- メタディスクリプションを書く
- スマホでも読み直す
- 最新日で記事を公開
ひとつずつ解説します。
メタディスクリプションを書く
メタディスクリプションとは記事の概要を伝える文のことで、このように検索結果ページのタイトルの下に表示されます。
検索結果の「タイトル」と「メタディスクリプション」を見て、記事に自分が欲しい情報が書いてあるかを確認し読むかどうかを判断しています。
つまりメタディスクリプションで記事の内容をわかりやすく伝えることで、クリック数を増えることにつながるわけです。
ディスクリプションは、次のポイントをおさえましょう。
- メインキーワード、関連キーワード、サジェストキーワードを自然に入れる(※記事本文で取り上げているのが前提)
- 文字数は70文字程度(ジャンルや時期によっても異なるが、執筆現時点ではPCもスマホも70文字程度がきれいに表示されている)
- 記事の内容をわかりやすく伝える(タイトルでは伝えられないことをメタディスクリプションで補足できるイメージ・読むと解決できることなど)
ちなみに、メタディスクリプションの設定はテーマによって最初から搭載されているもの、されていないものがあります。
機能がテーマに搭載されていない場合は、プラグインでインストールしてください。
「テーマ名 メタディスクリプション プラグイン」で検索して、あなたが利用しているテーマと互換性のあるプラグインを見つけましょう。
スマホでも読み直す
投稿前にスマホでどのように見えるかも確認しておきましょう。
PCとスマホでは同じ1文でも見え方が違っていてい、これが読みやすさにも繋がるからです。
ジャンルにもよりますが、年々スマホユーザーの割合が多くなっています。
最新日で記事を公開
記事の投稿日は最新のもので投稿しましょう。
記事作成開始から数日後に完成した場合などは、投稿するその日を「公開日」にするといいですね。
Googleに対しても、新しい情報だということをアピールすることができます。
ブログ初心者向けの上手な記事の書き方・手順のまとめ
今回は、ブログ記事の書き方が分からないという初心者の方に向けて、読まれやすいブログ記事の書き方をご紹介しました。
次のポイントをおさえると、読みやすい記事が書けるようになります。
- 読者の目線を忘れない
- 情報をわかりやすくまとめた後に、体験談や感想などのオリジナリティを入れる
- 記事の構成(タイトル・見出し)を設定してから本文を書く
- キーワードは適宜入れる
- PREP法で書く
ご紹介したテンプレートを参考にして、どんどん記事を書いていきましょう!
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