アフィリエイトで稼ぐために必要な『ブログ』やサイト。
当然、そこに『アクセス』が集まらないと収益も伸びないわけですよね。
例えば、トレンドアフィリエイトを実践し、アドセンスで稼いでいくうちは尚更。
ただ、そのアクセスには“質”というものがあり、単純にPV(アクセス数)だけを集めれば良いというわけでもありません。
そこで必要になってくるのがPDCAサイクルに欠かせない『アクセス解析』。
ブログ初心者であればあるほど『今、自分のブログ・サイトにどのくらいアクセスが来ているのだろう?』と考えてしまうもの。
ここでは、ブログのアクセス解析の使い方を含め、使うべきツールや爆発的にアクセスを集めることができるのか考え方を含めご紹介していきます。
実は、ブログ初心者は『アクセスを集めたり増やしたりする』ことよりも重要なポイントがあるんです。
アクセスは集めた方がいい?!
ブログやサイトにアクセスを集めなければ何も始まらないのは言うまでもありませんが、その最大のメリットは『目の前の報酬』よりも『ドメインが強くなるきっかけ』だと思っています。
『ドメインパワー』については無料ブログのメリット・デメリットなどでもお話していますが、一時的ではなく継続して稼ぎ続けるにはこの『ドメイン』による“力”が重要になってきます。
このことが可能になると、ブログやサイトの『信頼性』が高まり様々な効果を得ることが期待できるのです。
- 上位表示しやすくなる
- インデックスが早くなる
- ブックマークが増える
といった、結果的にアクセスが集まる好循環が生まれてくるわけです。
ですので、トレンドアフィリエイトによってアドセンスの収益をできるだけ安定させていくのであれば、アクセスを集めるネタを選定し、コンテンツを入れていく必要があるんですね。
アクセス数に限らず“上位表示”を狙え!
しかしながら、『とにかくアクセスを集める、とにかくトレンドなネタを、なんでもいいからアクセス・・・』という意識に陥ってしまうと、あまり良くありません。
もちろん、忘れてはいけないことではあるのですが、特に副業でアフィリエイトを実践される方であればあるほど、この“焦り”は日常にも影響してしまいますし、大きなストレスになります。
僕自身、そのことを体感していますし、あまりにこだわりすぎるとネタも絞れず、何からやればいいのかすらわからなくなってきます。
そこで、もう少しちょっとした意識を変えてみると、やることが絞られ精神的にも集中しやすい状態が作れるんじゃないかと思ってます。
それが『ライバル弱めのところで検索1位を狙う』ということ。
これがどういうことかというと、以下のグラフを見れば一目瞭然。
これは、検索結果における『順位ごとのクリック率』を示したグラフになるのですが、検索ユーザーの3割が一番上に表示されているブログやサイトをみるわけです。
また、上位3位以内で半分以上の検索ユーザーが情報収集することがわかりますよね。
市場を開拓する
このことからも『とにかくアクセスを集める』という気持ちを、『検索1位を狙う』という意識に変えて、ライバルの弱いキーワードを選定して記事を書いて行く方が効率が良いということが言えます。
そのことによって、今最も流行っているみんなが狙いそうなネタやキーワードに注目しがちな意識を、『需要がありながら自分が上位表示できるキーワード』を探す意識に変わっていくはずです。
『皆が狙う=ライバルが強い』ということにもなりますし、同じようなコンテンツが増えていき、アルゴリズム変動の影響を受けやすくなっていますことも考えられます。
このことは僕も体感していますし、実際に他のサイトよりも良いコンテンツを書いたとしても上位表示どころか2ページ目以下といったことも。
そうなるとほとんどアクセスはこないばかりか、あなたの貴重な時間を割いて書いた記事が全く意味のないものになってしまうといっても過言ではありません。
アクセス解析できっかけを
そうして、検索1位を勝ち取ったり、それを維持していくためには、ある数値を気にしておく必要もあるんです。
それが『アクセス解析』。
あなたのブログやサイトのリアルな数値をみながら、その動向を分析することで、なぜ上位表示しているのか、逆になぜしないのかがわかってくるのです。
その他にも、キーワードに対する需要が分かってしまうなど、新たな市場を探す多くのヒントが隠されていることもあるんですよ。
だったら、その手段や必要なツールは絶対に使うべきだし、よりアクセスを集めるネタ探しにつなげていくべきです。
アクセス解析はGoogleアナリティクス一択
アクセス解析には多くのツールがあり、それこそ無料ものでも充実した機能を持ち、あなたのブログやサイトのデータを分析することができます。
一番リアルな数値で信憑性の高いデータを算出してくれるのは、Googleのツールである『Google Analytics』といえるのです。
その他の無料ツールでは、数値に誤差が出ることが多いので、あくまで“概算”や“近似値”として見込みの数値として上手く活用していく必要があります。
それができれば問題ありませんが、わざわざそんなことをする必要はありませんし、Google Analyticsで十分。
僕は逆に本当の数値がわかりにくくなってしまったり、記事の広告や変な表示が出てしまうこともあったので最終的にGoogle Analytics1つにしています。
それでも稼ぐことはできますから。
では、具体的にGoogle Analyticsを活用してどういった項目をチェックしていけば良いのでしょうか?
ここでは、『最低限チェックすべき項目』についてご紹介してきます。
ブログアフィリエイト初心者が最低限みるべきアクセス解析の項目
Google Analyticsでは、かなり多くの項目において細かいデータを抽出してくれます。
実際に、未だによくわからない項目もありますし、今の自分にとっては必要のない項目の方が多かったります。
逆に言ってしまえば『個人がアフィリエイトで稼ぐ』といった視点から見ればチェックすべき項目は極一部であるということ。
特に、アフィリエイト初心者であればそこまで多くの項目をチェックして分析している時間がもったいなさすぎます。
だったたら、まずは記事を書いた方がよっぽど稼げるようになりますからね。
このことを前提に、チェックすべき項目についてお伝えしていきます。
PV(アクセス数)
『Page View』の略称です。
Webサイト内の特定のページが閲覧された回数を示し、実際にあなたのブログやサイトにどれだけの回数検索されたかがわかります。
この数値は選ぶネタやジャンルによって様々です。
特に物販アフィリエイトに取り組むのであれば、その幅は大きいと言えるでしょう。
トレンドアフィリエイトであれば月間100万PVに到達している人も多いです。
毎日33000PV以上を集めるわけですから、トレンドをしっかりキャッチしてかなり上位表示している記事が多いということ。
クリック率が1%で広告単価が20円〜30円だとしても、これだけで20万〜30万円以上は余裕で稼げるわけです。
直帰率
検索ユーザーが、あなたのサイトのページを『1ページだけ』しか閲覧せず、すぐに他のWebサイトへ移動したりブラウザを閉じたりすることを『直帰』といいます。
直帰率が高い場合、訪問者がお目当ての内容を探せなかった可能性が高いと思われます。
一方で、『その記事で満足した』ということも言えるのです。
あなたが書いた記事に対して、検索ユーザーの知りたい情報が全て含まれていれば、訪問者は検索を終わらせることができますよね。
このことは、ブログやサイトの記事の価値ともいえるので、一概に直帰率が高いからといって全てを判断することはできないのです。
- 文字数
- コンテンツの質・網羅性
などに左右されるものでもありますので、例えば2000文字とかの記事で直帰率が90%を超えているようだと、知りたい情報がなかったと判断できるかもしれません。
が、それでもこの直帰率を判断することはできません。
滞在時間
そこで必要となってくるのがこの『滞在時間』。
検索ユーザーがあなたの記事をどのくらいの時間をかけてみたか。
もしくは、最後まで読まれているのかが分かるということ。
この数値の計算は複雑ですので、あくまで前後の比較として見てほしいのですが、記事の価値を相対的に分析する指標にはなります。
おおよそ『2000文字で3分程度』。
人が文字を読むのにかかる時間はこのくらいですので、これを目安にすればどのくらい読まれているか判断できますよね。
ただ、人は基本的に記事を『読む』のではなく『見ている』と思って下さい。
例えばあなたがスマホで何か検索して調べるときって、結構『スクロール』しまくってないですか?
必要な情報だけを探して、それ以外の部分はほとんど読みませんよね。
このことを頭に入れながら、自分の記事がどの程度読まれているかを判断してみると良いです。
僕がお伝えする『網羅性の高い記事』は、キーワードに直接関係する内容以外のものもコンテンツに入れていきます。
より近い意味で関連している内容を含めることで、コンテンツの質や網羅性を高め、より価値の高い記事に仕上げ、ストレートに狙っているキーワード以外でも検索結果に表示されたりすることもあるからです。
それについてはまた別のコンテンツでお伝えしていきますね。
>>質の高い記事の書き方
その他
その他にも、UUとか新規ユーザ−と既存ユーザー、スマホなのかPCなのかもチェックしても良いかと思いますが、その時間があったら記事を書いた方がよっぽど稼げます。
むしろ僕は、アクセス解析とにらめっこするより、アクセスが集まったり成約の取れるキーワード選定の方を優先しています。
ジャンルにもよりますが、まずはキーワード選定のスキルとそれにあったコンテンツを作れるかどうかにかかってきますから。
そういった意味も含め、最低限抑えておくべき項目のみをご紹介しました。
サーチコンソール
もうひとつ、アクセス解析で活用できるGoogleのツール『Search Console(サーチコンソール)』というものがあります。
ここでは、記事単体のインデックスをお知らせしたり、あなたのサイトを訪れる際に検索されたキーワードを拾うこともできるのです。
最初はいいですが、ゆくゆくは登録して試してみると良いですよ。
思わぬ穴場キーワードが見つかることもありますから。
この詳しい方法も長くなるので別コンテンツでご紹介していきます。
『アクセス解析』実際のブログで検証!
では、上記の項目を実際にみて少し分析してみましょう。
こちら僕が運営しているサイトのデータなのですが、どの記事がどれだけのアクセスを集め、どのくらい読まれているかがおおよそ判断できます。
- アナリティクスへログイン
- 『行動』をクリック
- 『サイトコンテンツ』をクリック
- 『すべてのページ』をクリック
この手順で表示されるページとなっています。
設定を1週間にしているグラフですが、そこまで悪くない数値かなと。
もう少し滞在時間が伸びればとは思いますが、サイト全体で考えてみることが重要です。
例えば気合の入った5000文字以上の記事があれば、3000文字でも上位表示している記事もありますので。
このグラフをみて、まずは推移をみていくようにしましょう。
また、ブログ開始1ヶ月未満で10記事も入っていないようなブログであれば、まだそこまでチェックする必要もありません。
何度も言うようですが、ますはキーワード選定と記事を書くことに注力した方が、結果的に成果が出始める時期が早まります。
そうして経験を積んでいくことで、より効率的にブログやサイト運営をしていくことができますからね。
アクセス解析のまとめ
超基本的なアクセス解析のポイントについてご紹介してきました。
トレンドアフィリエイトを始め、あなたの狙っているネタで記事の価値がどれほどのものか、上位表示を狙えるものなのか判断する材料になってきます。
そうして多くの視点を取り入れることができるようになった先に、物販アフィリエイトなどに挑戦するのもアリだと思います。
物販をやるなら『ヒートマップ』というツールも活用してさらに判断材料や視野を広げることもできます。
講じた対策の結果、反応があればブログ運営が面白いものとなってくることは間違いありません。