老後貯蓄の目安・必要額は?貯める方法と3つのコツ

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老後貯蓄の目安と必要額、貯蓄を作る方法について見ていきましょう。

 

『老後破綻』などという物騒な言葉も聴こえる昨今、老後貯蓄を作っておくことは非常に大切です。

 

とはいえ、『老後の必要額の目安』がわからなければ、貯める計画も方法も思いつくはずあありません。

 

そこでここでは、

  • 老後を暮らしていくために必要な貯蓄額の目安(平均額)

について、夫婦2人暮らしと独身の場合をそれぞれ確認し、その貯め方についても見ていきましょう。

【老後貯蓄】必要額の目安

【老後貯蓄は何のために?】ほぼ全てが生活費

 

いわゆる『老後貯蓄』はほぼ全て生活費になります。

 

よって、実のところ『老後に必要な金額』は人によって大きく異なってしまうのです。

 

その人のもともとの生活水準、趣味や習慣によって生活費にも幅が出るから、ですね。

 

ここから紹介していくデータはあくまでも、

  • 独身者あるいは夫婦二人暮らしが老後を送るのに必要な額の平均値

であることを覚えておいてください。

 

人によってはその額でも余るかもしれませんし、ぜんぜん足りない!ということも有り得ます。


趣味が読書の人と旅行の人では(一般的に)趣味に掛かる費用が違いますし、もとの年収が1000万円と5000万円の人でも生活費が異なるはずです。

よって大切なことは平均額を基に『自分ならこのぐらい必要だな』を把握しておくこと。

平均額だけを見て満足せず、とりあえず今の生活水準・月々の費用を根拠に老後費用を求めてみましょう。

【老後の生活費】独身者の場合

 

老後に該当する人、いわゆる65歳以上の独身者が1月に必要とする生活費は幾らでしょうか?

 

総務省統計局の家計調査(平成28年度)によれば、その額はおおよそ16万円だ、とされています。

 

ちょっと内訳を見てみましょう。

項目 平均的な生活費
食料 40,050円
住居 20,148円
光熱・水道 11,088円
家具・家事用品 5,316円
被服及び履物 5,293円
保健医療 6,632円
交通・通信 18,712円
教育 10円
教養娯楽 19,395円
その他の消費支出 32,109円
老後の生活費合計 158,753円

このアンケートに参加した人は持ち家である・ないを問われていませんので、住居費もまた平均値になっています。

 

よって、

  • 持ち家であれば16万円か2万円を引き(14万円)
  • 賃貸であれば2万円を足す(18万円)

必要があります。

 

【老後の生活費】夫婦の場合

 

同じく総務省統計局の家計調査(平成28年度)によれば、この額はおおよそ28万円だ、とされています。

 

この内訳もちょっと確認してみましょう。

項目 平均的な生活費
食料 75,244円
住居 16,330円
光熱・水道 21,901円
家具・家事用品 10,802円
被服及び履物 9,754円
保健医療 14,936円
交通・通信 36,399円
教育 1,469円
教養娯楽 27,508円
その他の消費支出 62,940円
老後の生活費合計 277,283円

この住居費についても先程と同じことが言えます。

 

つまり、

  • 持ち家であれば1万6000円を引き
  • 賃貸であれば3万4000円足す

必要があります。

 

老後貯蓄の必要額について

 

さて、データが出揃ったのでまずは老後に必要な総額を計算してみましょう。

 

計算は以下のように行います。

  1. 65歳から90歳までの25年(300ヶ月)を健康に暮らす
  2. 家は持ち家
  3. 計算結果は夫婦2人暮らし、独身で別々に出す

では早速、まずは2人暮らしから計算しましょう。

 

夫婦2人で持ち家となると1月の生活費は約26.5万円ですから、これに×300して、

  • 26.5×300=7950万円

となります。

 

対して独身ですと14万円ですから、

  • 14×300=4200万円

となります。


8000万円に4000万円!?

そんなに用意できないんだけど・・・

と思うかもしれませんが、これはあくまでも必要な総額、です。

 

このうちどれぐらいを年金収入で賄えるか、によって貯蓄すべき金額が決まります。

 

たとえば夫婦二人で月々15万円の年金収入があるとすれば、

  • 15×300=4500万円

の収入が得られるので、貯金するべき金額は3450万円となります。

 

もし退職金などが出るのであれば、この必要額を更に割り引くことが出来るでしょう。

 


と言っても3000万円は大金ですよね

そんなお金をどうやって貯めればいいのでしょうか?

【老後貯蓄】貯める方法とコツ

何より貯め癖をつけること&先取り貯金

 

貯蓄というのはよほどの幸運に恵まれない限りコツコツ貯めるほかありません。

 

よって、『お金が貯まらない!』という人がまず優先すべきことは『貯め癖』をつけることです。

 

これは先取り貯金と呼ばれる方法でつけやすいものです。

 

つまり支払われた給料の一部を、支払われるなりすぐ別口座に移してしまうことですね。

 

もちろんその口座からお金を降ろしてしまえば同じですから、何らかの方法で降ろせないようにしてしまうべきでしょう。

 

はじめのうち、額は幾らでも構いません(年齢にもよりますが5000円や1万円でも構いません)。

 

大型の買い物や人生の転機ではよく考える

 

大型の買い物、たとえばですね。

 

たとえば30代で家を買うとすると、老後になってから、ほぼ間違いなくリフォームが必要になります。

 

家の規模や状態にもよりますが、その値段は2~300万円ぐらいになることが多いようです。

 

単体で見れば貯められない金額ではないでしょうが、老後のための貯蓄2000万円に更に300万円を追加する・・・のは、なかなか大変です。

 

なのでいっそ60代を過ぎてから家を買う、というのもアリでしょう。

 

また人生の転機、たとえば結婚や出産についてはよくよく考えるべきですね。

 

結婚すれば収入と出費が変わるでしょうし、子供が増えれば出費が増えます。

 

大学全入の時代ですから教育費も馬鹿になりません。

 

何れにせよ、

  • 今の経済状況でそれが出来るか
  • 今の経済状況でそれをしたら貯蓄を確保できるか

についてよく考えましょう。

 

早いうちから貯蓄を始める

 

とまあ主な『貯める方法&コツ』を2点挙げてみましたが、どちらも早くやればやるだけ効果的(あるいは遅いと出来なくなってしまう)ものです。

 

老後資金は10年20年、ともすれば30年掛けて貯めるものですから、貯蓄はできるだけ早いうちから始めましょう。

 

尤も、少なくとも現状においては、老後資金の大部分は40代以降で貯めるのが主流です。

 

『貯金がなくて困っている!』という人はいまからでも出来ることを探しましょう。

 

どの年代でいつからでも始められる『貯め方』としては家計簿が有名です。

 

1ヶ月、何を買って何に幾らお金を使ったか……を、領収書をとっておくことで計算するアレですね。

 

意外なことや無駄なことにお金を使って貯蓄できていない可能性もありますから、貯蓄を作りたい人はまず自分が月々どれぐらいの生活をしているか把握するところから始めましょう。

【老後貯蓄の必要額と目安・貯める方法】まとめ

 

今回は、

  • 老後貯蓄の必要額や目安
  • その必要額を貯める方法について

見てきました。

 

記事の内容をギュッと纏めると、

  • 老後に必要なお金はほとんど生活費
  • 老後を独り暮らしする人が月々必要とする生活費は平均16万円
  • 夫婦なら28万円
  • 65歳から90歳まで生きるとすれば独身者は4000万円、夫婦なら8000万円掛かる
  • このうち幾らを年金収入で賄えるか、によって貯蓄額が決まる
  • たとえば夫婦で月々15万円の年金があるなら4500万円の年金収入がある
  • ので、夫婦が貯めるべき金額は3500万円になる
  • 貯めるコツはとにかく『貯め癖』をつけること
  • それと家計簿を作ること
  • そして大きな買い物、人生の転機について考えること

 

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