今回は『正しい努力の仕方を教えてくれる名言』を見て行きましょう!
『努力は必ず報われる』と言いますが・・・
現実には、努力したからといって必ず報われるわけではありません。
努力してもなかなか結果が出ずに焦ってしまったり・・・
『自分には才能がないのかな?』と思い悩んでしまいます
しかし、もしかすると、結果が出ないのは正しい努力の仕方を知らないからかもしれません。
そこで!
今回は、偉大なる先人たちが残した『努力に纏わる名言』から、『正しい努力の仕方』を考えてみましょう。
正しい努力の仕方を教えてくれる名言集
【エジソンの言葉】
I have not failed.
I’ve just found 10,000 ways that won’t work.
――私は失敗したのではない。うまくいかない方法を1万通り発見しただけだ。
蓄音機や電球を発明したことで有名なトーマス・エジソンですが、天才と言われる彼とても失敗はありました。
というよりも、どうも、失敗を繰り返した結果、天才と呼ばれるようになったというべきでしょうか?
一度や二度の失敗は失敗ではありません。
挫折を経験すると、それが小さなものであれ我々はつい落ち込んでしまいます。
ひとたび挫折してしまえば、以後、立ち直るのは困難で、いわゆる『諦め癖』が着いてしまうこともあります。
こういうとき、
『あのエジソンだって1万回も失敗したんだ!』
と、前向きになれれば良いですね。〛
ネガティブな気分で努力したところで、結局、効率も成果もよろしくないものになってしまうものです。
【松岡修造の言葉】
人間関係についてのシガラミだったり、転職、貯金、禁煙、夢・・・。
諦めとまでは言わずとも、日々、色々なことを妥協して生きているはずです。
まして、辛い、なかなか結果の出ない努力となれば投げ出してしまいたくなるのも当然ですよね。
そういうときはこの言葉を思い出しましょう。
100回叩くと壊れる壁があったとする
でもみんな何回叩けば壊れるか分からないから、99回まで来ていても途中であきらめてしまう
努力が結果を伴わないのは、しばしば、努力を途中で放棄してしまうからでもあります。
【王貞治の言葉】
努力して報われないことがあるだろうか?
たとえ結果に結びつかなくても、努力したということが必ずや活きてくるのではないだろうか。それでも報われないとしたら、それはまだ、努力とはいえないのではないだろうか
先述の、結果が出ない努力は努力ではない論ですね。
人によっては、
- 乱暴な意見だ
- 否定的だ
- 成功者の目線で(上から目線で)一方的だ
と思われるかもしれませんが、しかし、自分だけが努力したつもりになっている努力というものも実在します。
結果が出ていないならそれは努力ではない
結果が出るまでいまの5も10倍も努力せねばならない、というわけですね
【天野浩の言葉】
学生のころ投げ出したいと思ったことは一度もない
きれいな結晶にならないときは悄気げて下宿へ帰ったが、朝になると新しいアイデアが出た。楽しくて、苦労とか辛いとか思ったことはない
趣味は仕事にするな!
という言葉もありますが、『努力を楽しめるかどうか?』は『努力の結果が出るか?』に直結します。
それもそのはず、人間、やりたくないことを嫌々やるよりも、楽しいことをやる方が身に付きます。
- 『努力が辛くてたまらない!』
という人は、思い切って努力する目的や対象や内容をガラリと切り替えてしまえば如何でしょう?
せっかく努力するなら、自分に向いている、自分の好きな、そういうことである方が能率的ですし、将来、得られる利益もきっと大きいものになりますよ
努力の方向音痴になると報われない!
自分にとって正しい努力の仕方
予備校講師として知られる林修はこう言いました。
正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない
そう、
- 人や目標に応じて正しい努力と正しくない努力とがある
のです。
例えば・・・
東大に入りたい学生が居るとして、『どの科目のどの範囲をどれぐらい勉強するのか?』が把握できておらず、ただガムシャラに問題集をやりまくるのでは非効率的です。
『自分の苦手な分野』を把握できており、それを重点的に勉強している学生の方がより合格しやすいはずです。
もっと言えば(金銭の問題などもありますが)、東大入試に強い予備校や塾に通っている生徒とそうでない生徒とでも合格率には差が出るでしょう。
また極端な例ですが、野球選手になりたい少年がバレーボールの練習をしても意味がありません。
努力の方向音痴になってはならないのです。
- 自分の目標や夢はなにか?
- それを実現するための課題はなにか?
- この課題は正しいか?
- 正しいとして、どれだけ正確にその課題を解決できているか?
などを常に把握するように努めましょう。
【まとめ】正しい努力の仕方と名言
今回は『正しい努力の仕方を教えてくれる名言』を幾つか見てきました。
記事の内容をずばり纏めると、
- 一口に努力と言っても、努力をする目的や目標や人によって内容は異なってくる
- 自分にふさわしい努力をするべき
- 『自分の参考になる名言とそうでない名言』もある
- 努力する場合は目的や方法を明確に。情報収集や現状把握を怠らず!
ということになるでしょう。
なにしろ努力して結果を出した人たちの生の言葉ですから、なにか、道標を与えてくれるかもしれません